アライドテレシス(株)は8月1日、無線LANシステム『CentreCOM WR11C4』を7月28日に発売したと発表した。価格は9万8000円。
 | 『CentreCOM WR11C4』 |
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これは、DS(Direct Sequence)スペクトラム拡散変調方式により、最大転送速度が11Mbpsのワイヤレスネットワークが構築できる無線LANシステム。オプションの外部アンテナ(価格は1万9800円より)を使用することで最長1kmの通信が行なえる。製品は、アンテナを内蔵した『WR11C4-IN』と、オプションの外部アンテナを使用する『WR11C4-OUT』の2タイプ用意する。
無線部の規格は国内規格ARIB STD-T66(小電力データ通信)。周波数は2.4GMHz帯。変復調方式はDS-SS方式。チャネル数は4。データ伝送速度は11/5.5/2/1Mbps自動切替(速度固定可)。サービスエリアは『WR11C4-IN』が屋外が約200mで、屋内は約40m。『WR11C4-OUT』は屋外が約1kmまたは約800m(外部アンテナの接続に使用するケーブルの損失に依存)、11Mbps通信時は約300m。有線部のサポート規格はIEEE802.3準拠。インターフェースは10BASE-T。データ伝送速度は10Mbps。電源はAC100Vで、消費電力は最大5W。サイズは幅約51×奥行き約164×高さ約117mmで、重さは約400g。
オプションは、外部アンテナのほかに、アンテナを屋外に設置する場合に壁に穴をあけずにケーブル敷設が行なえる『アンテナ隙間ケーブル』(WR-OP10、8月下旬発売予定、価格は4万9800円)や、落雷からネットワークを守る『避雷器』(WR-OP09、価格は3万9800円)などを用意する。
