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ICANNの一般会員組織の会員数が約16万人に

2000年08月01日 19時45分更新

文● 編集部 高島茂男

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ICANN(※1)が7月31日に発表した資料によると、一般組織“At-Large”の会員数が15万8593人に達した。これは、ICANNが会員募集の開始当初に目標としていた5000人の約30倍に相当する。

※1 ICANN:Internet Corporation for Assigned Names and Numbers。グローバルに、ドメイン名やIPアドレスなどのインターネット資源の管理調整を行なう非営利法人。米国に本拠を置いている

地域別でみると、アジア・太平洋地域が突出している。

地域 会員数
アジア・太平洋 93782
ヨーロッパ 35942
北アメリカ 21596
ラテンアメリカとカリブ海地域 6486
アフリカ 787

国別の上位では、表を見てわかる通り、明らかにアジアが上位を占め、日本と中国の上位2ヵ国だけで7万人を超える。

会員数
日本 38931
中国 33670
ドイツ 20475
アメリカ 19501
台湾 9193
韓国 6439

欧米主導となることを危惧して、日本ではジャパンICANNフォーラムが中心となって、会員登録の促進を行なった。会員登録の結果はフォーラムの予想を超え、「まさか、こうなってしまうとは」という結果ではないだろうか。本来のインターネット利用者の分布とは明らかに異なる結果に問題を残しそうだ。

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