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日本オンライン証券、個人投資家を対象にしたiモード向けオンライントレーディングサービスを開始

2000年08月01日 16時29分更新

文● 編集部 井上猛雄

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日本オンライン証券(株)は、東京証券取引所アローズにおいて、個人投資家を対象にしたiモード向けオンライントレーディングサービス“Kabu.com.for i-mode”を8月1日より開始すると発表した。

このサービスは同社の顧客が24時間利用できるもので、指値・成行、不出来引成の条件注文による売買取引、注文の訂正、取り消し、出金依頼、MMFの売買サービスなどを用意している。5銘柄まで指定の額に到達したら知らせてくれる“kabu.call”サービス(約定通知機能)では、電子メールのほか電話にも対応している。銘柄の4本値・出来高・気配などを閲覧できる“kabu.board”サービスもある。

TOPのイメージ。同社の顧客は(1)のお客様ページを利用できる。(2)からは一般ユーザーでも無料で利用できるサービス
買付けの画面イメージ。左が検索結果、中央は買付け条件の設定、右はMMFの売買サービス

また、一般ユーザーが無料で閲覧できるサービスもたくさん用意している。カラーiモードに対応した株価チャートや、損益計算付きポートフォリオ機能、マーケット概況(日経QUICKニュースを1日6回更新)、株価検索(20分遅れ)、指数(日経平均・TOPIX)、為替(前日終値)などを利用できる。また9月初旬には、最低約定金額やPER、配当利回りなどの条件を入力して銘柄を検索できる“スクリーニング機能”も開始する予定。

左から、指数(日経平均)、ポートフォリオ、概況ニュースの画面イメージ
株価チャート。過去の株価の推移を視覚的に確認できるなお、同社では8月1日から10月31日までの期間、iモードからの株式委託手数料が3回まで無料となるキャンペーンを実施する

日本オンライン証券(株)の経営戦略を担当する臼田琢美氏は、「今年の2月25日より取引を開始し、7月28日現在の口座座数は1万9291人と順調に推移していきている。今回のサービスがiモードの公式メニューとして登録されたことで、これまで以上に充実したサービスを提供できる」としている。

日本オンライン証券(株)の臼田琢美氏(写真右)。日本オンライン証券への取り組みを説明するマイクロソフト(株)取締役エンタープライズ担当、鈴木和典氏(写真中央)。「PocketPCへの対応なども考えている」。(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ ゲートウェイビジネス部コンテンツ開拓担当部長、夏野剛氏(写真左)は、「20001年春から始まるWCDMAでじは、iモードのすべてのコンテンツに対応し、かつ動画や音楽などもサポートしていく」と述べた

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