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レッドバックネットワークス、TDMとIPを統合した終端装置『SmartEdge 800』を国内展開

2000年08月01日 16時35分更新

文● 編集部 高島茂男

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レッドバックネットワークス(株)は8月1日、都内において、米レッドバックネットワークス社が6月に発表した、オプティカルTDM(※1)とIPを統合した終端装置『SmartEdge 800』の国内展開について、説明を行なった。

※1 TDM:Time Division Multiplexing。時分割多重方式。複数の回線を束ねて、多重利用する方式

SmartEdge 800

同製品は、米社が3月に買収した米Siera Systems社が持っていた技術によって製品化されたもの。従来、TDMとIPが別々の機器で提供されていたのを、1つの機器に統合し小型化した。1つに統合したことで、コスト効率、管理効率がよくなっているという。

レッドバックネットワークスの中野功一氏は、「サブスクライバーマネジメントシステム(SMS)を出荷していることから、一部でDSLの会社だと思われている。たしかにSMSはATMをIPに変換するもので、8000~10万同時ユーザーがインターネットに接続できるコスト効率のよい製品。DSLにも対応しているが、光ネットワークに対応した製品を出荷している」と語った。

レッドバックネットワークスの中野功一氏

SmartEdge 800は、キャリアやISP向けに販売される。8月、9月には一部の顧客に対して提供され、年末ごろに一般に販売されるという。

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