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サイバード、次世代携帯電話向けJAVA関連技術などの研究開発型企業“株式会社ケイ・ラボラトリー”を設立と発表

2000年07月28日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)サイバードは27日、次世代携帯電話技術に特化した研究開発型企業“株式会社ケイ・ラボラトリー”を8月初旬に設立すると発表した。資本金は1億5000万円。

サイバードは今後、ユーザー向けコンテンツ開発事業にとどまらず、他社への技術提供、コンテンツ開発・運営ソリューション、モバイルEC(電子商取引)ソリューションなどのビジネスモデルを拡充し、モバイルにおけるワンストップソリューションを提供していくという。この取り組みの一環として新会社を設立するという。

新会社は、Java搭載携帯電話の特質に対応した技術を持っており、コンテンツ開発者に向けたコンサルテーションや開発ツール提供などの技術的支援と、独自の技術を活かしたアプリケーション開発を行なっていくという。

アプリケーションのダウンロードで機能追加が可能なJava搭載携帯電話の対応ソフトは、携帯電話のメモリー容量、低速で高コストのデータ転送、低速なCPUなどの制約に合わせて、コンパクトで実行効率が高い必要があるという。新会社は、これらの条件をすべて満たす携帯電話向けJavaプログラム“最適化”の技術を保有するという。この技術によりプログラムサイズを自動的に3分の1以下に縮小し、同時に実行を高速化することが可能という。データ転送においても独自の圧縮技術を保有するという。

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