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カシオ計算機、Hutchison、シーメンスの3社、携帯電話インターネットサービス向け“モバイル・マルチメディア・ソリューション”で提携

2000年07月26日 00時00分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)、香港の携帯電話事業者の香港のHutchison Telecom社、総合電機メーカーのドイツのシーメンス社の3社は、26日、Hutchison Telecomの携帯電話インターネットサービス“オレンジワールド”向けに、総合的な“モバイル・マルチメディア・ソリューション”を提供するために提携したと発表した。これにより、カシオのハンドヘルドパソコン『カシオペアEM-500』にシーメンスのWAP対応携帯電話『35シリーズ』用の接続ケーブルを添付し、Hutchison Telecom傘下のショップで販売する。
『カシオペアEM-500』とシーメンス製携帯電話との組み合わせで、ユーザーが利用できる機能は、インターネットの閲覧、Eメール、ショートメッセージなどで、MP3形式の音楽や、静止画や動画の再生も行なえる。

カシオ計算機の樫尾幸雄福社長は「マルチメディア機能を備えたモバイルインターネット端末は、次世代モバイル通信の主流となるだろう。今回提供するサービスでは、リアルタイムのマルチメディアサービスという新しい市場を拓き、モバイル通信のパラダイム転換を推し進めるものである。カシオ、オレンジ、シーメンスが初のアライアンスを結ぶことにより、革新的なソリューションが市場にもたらされ、香港におけるモバイルマルチメディアの普及を加速するだろう」とコメントしている。

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