このページの本文へ

日立マクセル、WMAなど3方式に対応したデジタル携帯プレーヤーを発表

2000年07月19日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日立マクセル(株)は18日、デジタル携帯プレーヤー『musicBit! CROSSFORM』を8月3日に発売すると発表した。対応するコーデック方式は、第一世代機『musicBit! 』がTwin VQのみであったのに対し、今回発表された第二世代機ではTwin VQ/MP3/WMA(Windows Media Audio)の3方式に増えている。

『musicBit! CROSSFORM』。本体のデザインは、'99年11月にリリースされた第1世代機『musicBit!』を踏襲している 『musicBit! CROSSFORM』。本体のデザインは、'99年11月にリリースされた第1世代機『musicBit!』を踏襲している



本体のサイズは縦88×幅54×厚み10mm。手のひらに収まるサイズだ 本体のサイズは縦88×幅54×厚み10mm。手のひらに収まるサイズだ



『musicBit! CROSSFORM』は、著作権保護方式として東日本電信電話(株)や神戸製鋼所(株)らが開発したInfoBindを採用した。記録メディアは、ID付きスマートメディア(別売)を利用しており、データの記録には、第一世代機と同時にリリースされた専用のスマートメディアリーダーライターが必要になる。リーダーライターの価格は、オープンプライスで、7月中旬現在の市場価格は5000円~6000円程度。

パソコンとのインターフェースにはUSBを採用しており、専用の接続ケーブルを同梱する。本体正面の液晶ディスプレーは、12文字×3行表示で英数字/記号/かなの表示に対応する。電源はリチウムポリマー電池を内蔵し、約3時間の充電により約6時間の連続再生が可能。

添付ソフトとして、音楽ファイルのエンコードや本体への転送、データベース管理を行なうファイルマネージャーソフト『SD ENCORDER Ver.2.0 for Maxell』を同梱する。ただし、エンコード機能はTwin VQ形式にしか対応していない。本体のサイズは縦88×幅54×厚み10mmで、重さは約52g。対応OSはWindows 98/98SEおよびMacOS 8.5以降。価格はオープンプライスで、予想実売価格は2万3000~4000円程度。

なお、8月3日の発売とほぼ同時期に、本体とユーティリティーソフトに加え、専用スマートメディア・リーダライターとID付きスマートメディア(32MB/64MB)を同梱するパックも発売する予定。価格はオープンプライスで、32MBのスマートメディアを同梱するモデルが3万5000~6000円程度、64MB同梱モデルが4万3000~4000円程度の実売価格となる見込み。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン