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サン、ディスプレー一体型の情報端末『Sun Ray 100』と『Sun Ray 150』の販売を開始

2000年07月18日 00時00分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は18日付けで、『Sun Ray エンタープライズ・システム』の新製品として、ディスプレー一体型モデル『Sun Ray 100 Enterprise Appliance』(以下、Sun Ray 100)と『Sun Ray 150 Enterprise Appliance』(以下、Sun Ray 150)の販売を、同日に開始したと発表した。価格は、Sun Ray 100が7万9000円、Sun Ray 150が17万1000円。これに併せて、同社は、既に販売している『Sun Ray 1 Enterprise Appliance』(以下、Sun Ray 1)の価格を4万8000円に値下げしたと発表した。

『Sun Ray 100 Enterprise Appliance』 『Sun Ray 100 Enterprise Appliance』



『Sun Ray 150 Enterprise Appliance』 『Sun Ray 150 Enterprise Appliance』



同社は'99年9月に、OS、アプリケーション、データなど、すべてのクライアント環境をサーバー側で管理し、クライアント側でのシステム管理を不要にするコンピューティングモデル『Sun Ray エンタープライズ・システム』を発表した。同社はこれと同時、同システムのクライアント側の情報端末であるSun Ray 1と、サーバー用管理ソフト『Sun Ray エンタープライズ・サーバ・ソフトウェア』の販売を開始した。今回発表されたSun Ray 100とSun Ray 150は、同システム用の情報端末で、Sun Ray 1にディスプレーを一体化させた製品。

一体化したディスプレーは、Sun Ray 100が17インチCRTディスプレー(解像度1280×1024ドット1600万色表示)で、Sun Ray 150が15インチTFT液晶ディスプレー(解像度1024×768ドット1600万色表示)。両製品とも、ファームウェア制御用のプロセッサーにMicroSPARC IIep-100MHz、フレームバッファー用に8MBのメモリー、10/100BASE-TのLANアダプターを搭載する。本体サイズと本体重量は、Sun Ray 100が幅417×奥行き450×高さ467mmと17.2kg、Sun Ray 150が幅429×奥行き240×高さ444mmと6.0kg。同製品は、スマートカードを差し込むだけですぐにユーザー固有の作業環境にアクセスできるため、複数のユーザーが交代で1台のコンピューターを使用するコールセンター、学校、図書館などでの利用に適しているという。

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