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ブレーンチャイルド、Bluetooth搭載機器の世界市場の動向を予測――2005年に7億台、モジュールは4000億円に

2000年07月14日 00時00分更新

文● 編集部

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民間市場調査会社の(株)ブレーンチャイルドは13日、Bluetoothの市場規模はどこまで広がるのか、どのメーカーがどの機器でいつ採用するのか、勢力範囲はどうなるのか、などの予測を発表した。これは同社が、5月から6月にかけてBluetoothのチップセットメーカー、モジュールメーカー、携帯電話・ノートパソコン・インクジェットプリンターなどのセット機器メーカー約50社にインタビュー調査を実施し、分析、まとめたもの。

それによるとBluetooth搭載セット機器の世界市場規模は、2005年に台数ベースで約7億台、機器に搭載されるモジュールの金額ベースで約4000億円(1チップあたり930円で計算)の市場を形成すると予測する。搭載セット機器の構成比は数量ベースで携帯電話が約77%を占め、インクジェットプリンターが5%、ノートパソコンは4%となる。

Bluetoothを採用するメーカーと製品の予測は、2000年下期にGSM圏で米エリクソン社から携帯電話とヘッドセットが、フィンランドのノキア社から携帯電話がそれぞれ発売されるとしている。国内では(株)東芝や日本アイ・ビー・エム(株)、ティ・ディ・ケイ(株)からPCカードが発売される。また日本電気(株)からノートパソコンとTAが発売されるという。その結果2000年のBluetooth搭載セット機器は台数ベースで365万台の市場を形成し、搭載されるモジュールは金額ベースで約135億円になると予測している。

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