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クリエイティブ、デジタル携帯プレーヤー『Creative NOMAD II MG』を発表――標準でWindowsとMacintoshに対応

2000年07月14日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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クリエイティブメディア(株)は13日、デジタル携帯プレーヤー『Creative NOMAD(ノマド) II MG』(CN2MG64J)を発表した。昨年の『Creative NOMAD』、年明けの『Creative NOMAD II Sports デジタルオーディオプレーヤー』に次いで、3世代目のデジタル携帯プレーヤーにあたる。新機種は、NOMADシリーズとしては初めて、WindowsだけでなくMacintoshにも標準で対応する。7月下旬発売で、価格は4万4800円。

『Creative NOMAD II MG』。製品名の“MG”は、筐体の素材であるマグネシウム合金を指すという 『Creative NOMAD II MG』。製品名の“MG”は、筐体の素材であるマグネシウム合金を指すという



筐体のデザインは初代『NOMAD』のものを踏襲する 筐体のデザインは初代『NOMAD』のものを踏襲する



『Creative NOMAD II MG』は、音楽ファイルの再生だけでなく、FMチューナー機能やボイスレコーディング機能を搭載する。これは初代『NOMAD』と同じだが、今回新たにFMラジオの録音ができるようになった。操作は本体のボタンだけでなく、付属の専用リモコンでも行える。本体中央のLCDディスプレーは85×51ドットの表示が可能で、バックライトを備えている。64MBのメモリーを内蔵し、メモリー拡張用にスマートメディアスロットを1つ備える(メディアは同梱せず)。パソコンとのインターフェースはUSBで、専用のケーブルを同梱する。

対応するコーデック方式はMP3。ただし、プログラマブルDSPチップを採用しており、ファームウェアを書き換えることで、複数の圧縮形式のデータを再生できる。同社は今年夏にも、WMA(Windows Media Audio)のコーデックに対応するプログラムを配布するという。

同梱するソフトは、パソコンからプレーヤーへのデータ転送ツール『NOMAD II マネージャー』と、米MusicMatch社製のMP3/WMAエンコードソフト『Creative デジタルオーディオセンター by MusicMatch』の2本。『Creative デジタルオーディオセンター』はWindows 98/2000のみの対応で、Macintoshユーザーに対しては、Mac OS 8.6以降に対応するMP3エンコードソフト『SoundJam(日本語版)』を同社のウェブサイトで配布する。

電源は単4アルカリ乾電池2本で、最大約10時間稼働する。本体サイズは幅58×奥行き18×高さ90mmで、重さは約77.1g(電池未装着時)。初回出荷分2000個は、アームを後頭部に回り込ませるタイプのヘッドホンを同梱する。また、時期や価格は未定であるが、『Creative NOMAD II MG』専用の充電機能付きのドッキングステーションを発売するという。

『Creative NOMAD II MG』専用のドッキングステーション
『Creative NOMAD II MG』専用のドッキングステーション



なお同社は、既に販売されている2モデルについて、今後も継続して販売する予定としている。

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