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業界23社と2大学、組み込み用Linuxの普及団体“日本エンベデッド リナックス コンソーシアム”の設立を発表

2000年07月13日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)キヤノン、ソニー(株)、(株)東芝、日本電気(株)などの23社と早稲田大学などの2大学は13日、Linuxをベースとした組み込み用途向けOS『Embedded Linux』を普及、浸透させる団体“日本エンベデッド リナックス コンソーシアム”(略称Emblix)を設立したと発表した。

同団体は、組み込み用のLinuxである『Embedded Linux』の普及や、同OSの周辺技術の標準化を目的に設立されたもので、会長に早稲田大学理工学部の中島達夫助教授が就任。電機や通信関連のメーカーをはじめ、ターボリナックス ジャパン(株)やメトロワークス(株)などのソフト会社、豊橋技術科学大学の高田研究室などが参加する。主な活動内容は、デジタル家電や携帯情報端末などに同OSを利用する際に必要となる周辺技術の標準化や、ホームページを用いた各種情報提供、国内外のLinux関連団体との情報交換、各種セミナーの開催など。入会の申し込みは、同団体のホームページで受け付け、事務局より入会手続きを案内する。会費は、一般会員が初年度10万円で、学術会員は無料。会員には、“Emblix”ロゴの商用利用や、セミナー参加料の割引などの特典があるという。

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