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NTT-ME、携帯電話に接続したGPSユニットの位置情報をウェブブラウザーで把握できるASPサービスを発表

2000年07月07日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は6日、小型GPSユニットを携帯電話に接続し、インターネット経由で営業車両や外勤社員などの位置情報を把握できるASPサービス“XePhion(ゼフィオン) ナビゲーションサービス”の提供を、7日に開始すると発表した。

“XePhion ナビゲーションサービス”で使用する小型GPSユニットと携帯電話 “XePhion ナビゲーションサービス”で使用する小型GPSユニットと携帯電話



XePhion ナビゲーションサービスは、小型GPSユニットを接続した携帯電話と、インターネットに接続したパソコンのみで利用できるASPサービス。オフィスに設置されたパソコン上のウェブブラウザーで、すべての機能を操作できるという。提供される機能は、オフィスのパソコンからの“リアルタイム単発位置情報取得機能”、決められたスケージュールで位置情報を取得する“定期的位置情報取得機能”、小型GPSユニットからオフィスのパソコンへの“リアルタイム位置通知機能”、位置情報の履歴を地図に表示する“位置情報履歴表示機能”など。



ウェブブラウザーに位置情報を表示したり、GPSユニットからの位置情報を受け取ったりできる
ウェブブラウザーに位置情報を表示したり、GPSユニットからの位置情報を受け取ったりできる



サービスを利用する際の初期費用は、GPSユニットとその設定費用が1ユニット当たり5~6万円、地図ソフトが1台当たり10万円、パソコンの初期設定費用が1台当たり10~20万円。運転費用は、センター利用が1ユニット当たり月額5000円、位置取得が1回30円、位置通知が1回10円(携帯電話通話料が別途必要)となっている。

同社では、配車センターで車両の運行状況を把握する“車両運行状況表示”や、顧客の注文や修理依頼に近くの社員を派遣する“外勤社員業務支援”などでの活用を想定している。

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