(株)インターネットイニシアティブは4日、日米間の国際バックボーン回線を775Mbpsから1085Mbpsに増強したと発表した。
今回の増強は、東京―パロアルト(PAIX)間を465Mbps(155Mbps×3)から775Mbps(155Mbps×5)に増速したもの。急激に増大するインターネットトラフィックを支えるために、同社では、'94年から約6年間で、約5600倍規模の日米間回線増強を行ない、今回の増強により総帯域が1Gbpsを超えることになったという。
IIJの保有する日米間国際バックボーン回線 (2000年7月4日現在)
日本側 | 米国側 | 回線帯域 |
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東京 | San Jose(MAE-WEST) | 155Mbps |
Palo Alto(PAIX) | 775Mbps (155Mbps + 155Mbps + 155Mbps + 155Mbps + 155Mbps) (*) |
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大阪 | IIJ NY NOC | 155Mbps |
合計 | 1.085Gbps (1085Mbps) |
(*):今回増強した回線
