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NTTドコモ、ワンダースワン用の携帯電話対応通信アダプターを発売

2000年07月05日 00時00分更新

文● 編集部 鹿毛正之

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(株)NTTドコモは、(株)バンダイの携帯型ゲーム機“ワンダースワン”向けのインターネット接続キット『モバイルワンダーゲート』を14日から発売すると発表した。価格は1万200円。これは、NTTドコモが提供するインターネット接続サービス“mopera(モペラ)”に接続するためのキットで、携帯電話接続アダプターと、専用の通信カセットから構成されている。

ワンダーゲートを利用することで、ワンダースワンからウェブサイトを閲覧したり、電子メールを送受信することが可能になる。通信サービスにはNTTドコモの“mopera”を利用。ウェブサイトの閲覧だけであれば申し込みや設定などは必要なく、ワンダーゲートを装着するだけでネットサーフィンすることが可能だ。

'99年6月に発表された、ワンダーゲートのプロトタイプ。今回の製品版では、通信アダプターが白色の半透明タイプになった
'99年6月に発表された、ワンダーゲートのプロトタイプ。今回の製品版では、通信アダプターが白色の半透明タイプになった



通信カセットにはインターネットを利用するためのソフトが搭載されており、HTML3.2のサブセットに対応したウェブブラウザーや、POP3/SMTPに対応したメーラーが利用できる。ユーザーメモリー領域は128KBを用意。ウェブブラウザーの表示領域は全角20文字×10行。文字などの入力にはワンダースワン本体の操作キーを利用する。

通信アダプターは携帯電話に接続するケーブルを装備し、通信速度は9600bps。単4乾電池1本が必要で、連続使用可能時間は約3時間。サイズは。幅70mm×高さ43mm×厚さ25mm、重さは約50g(電池含む)。

バンダイでは今後、ネットワークに対応したワンダーゲート用ソフトを順次発売していく予定だ。

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