フェイザー・プリンティング・ジャパン(株)は、顧客向けに同社製のカラープリンターと今後の販売戦略を紹介するプライベートショー『フェイザー
カンファレンス 2000』を都内のホテルで開催した。
フェイザープリンターで用いられている固形インク |
フェイザー・プリンティング・ジャパンは、富士ゼロックスの100%子会社として今年6月1日設立されたプリンターメーカー。米テクトロニクス社がプリンタ事業を米ゼロックス社に売却したことに伴って、ソニー・テクトロニクス(株)のカラープリンター部門が独立した。クレヨン状の固形インクを使用するカラープリンター(フェイザープリンター)の販売が主な業務。
今回のイベントは、新会社のお披露目を兼ねてのもので、同社代表取締役社長の八田進平氏などが出席。固形インクを使用することによるインク交換の容易さ、初回印刷時の速さなど、従来のカラーインクジェットプリンターにはない製品の特徴が随所で強調された。
フェイザー・プリンティング・ジャパンの製品には、固形インクを使用するA4対応の『PHASER
850』(価格39万8000円)などがある。