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エキサイト、13億円の株主割り当て増資を実施

2000年07月03日 00時00分更新

文● 編集部

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エキサイト(株)は6月30日、同社の株主である米エキサイト・アットホーム社、伊藤忠商事(株)、伊藤忠テクノサイエンス(株)、および大日本印刷(株)の新株引き受けによる13億円の第三者割当増資を7月1日に実施すると発表した。今回の増資により同社の資本金は32億円となる。

増資で得た資金は、主に、システム開発投資、事業拡大ならびにサポート体制の拡充のための人員補強、ブランド力強化のための広告・宣伝活動を中心としたマーケティング活動に充てるという。増資後の株主の持ち株比率は、エキサイト・アットホームが66.6%、伊藤忠商事が20.2%、伊藤忠テクノサイエンスが9.9%、大日本印刷は3.3%となる。
エキサイトでは財務基盤を強化することで、新たにインターネット市場で生まれてくるニーズに迅速に対応できる体制を整え、顧客満足度を高めつつ、市場競争力の強化を努めていくとしている。

併せて、人材紹介サイト“人材バンクネット”を運営する(株)アイ・キューと、転職情報コンテンツの提供で業務提携したと発表した。これにより、エキサイトの運営するポータルサイト“エキサイト”に“お仕事”チャネルのコンテンツを7月1日に追加する。
“お仕事”チャネルは、“人材バンクネット”に登録されている人材紹介会社の中から、ユーザーが“経験業務”、“希望拠点エリア”、“経験職種”から自分にあった人材紹介会社を選択し、一括して人材紹介に登録できるサービス。アイ・キューは、ユーザーと人材紹介会社のマッチング機会の拡大を、エキサイトは、コンテンツの増強による顧客満足度の向上とユーザー数増を目的としている。

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