先週から東京・秋葉原で単体発売されるのではないかと話題になっていたPentiumIII-1GHz。予約受け付けをするショップも増え、29日ごろからはごくわずかに入荷するところも出てきているようだが、店頭で見かけることはまれだ。ところが6月30日から、PentiumIII-1GHzの入ったOEMキットの発売が始まった。
大きな白箱がショップにデーンと置かれているさまは壮観で、かなりの目立ち方だ。中身はPentiumIII-1GHz(SECC2バルク品)、Intel製i820搭載マザーボード『VC820』と、128MBのRIMMモジュール1枚。箱に封がされているため、ショップ側でも中を開けておらず、RIMMのスピードグレードは不明とのこと。PCiNの箱には“荘厳な箱入り娘”と書かれたポップが貼られていた。
PCiNのポップに控えめに書かれていた“荘厳な箱入り娘”というキャッチ。箱を開けられない=俗世間に顔を出さない点を巧みにとらえた |
PCiNでの展示。在庫はごくわずかなので、欲しい人はすぐに駆けつけたほうがいいみたいだ |
レポーターが確認したのは、東京・秋葉原にあるパーツショップ、『PCiN秋葉原』と『高速電脳』。価格は21万8000円(PCiN)、22万5000円(高速電脳)。
こちらは高速電脳の店頭にて。白いモノリスとでも言うべきディスプレーがひときわ目を引く |
同じく高速電脳にて。マザーはIntel純正のVC820と明記されている。PC700か800か分からないのが少し残念 |