(株)東芝は、27日、同社のオンラインショップ“東芝ダイレクトPC”で、ノートPCの米国モデル3機種の販売を開始する。今回追加されたのは、CPUにSpeedStep対応のモバイルPentiumIII-600MHzを搭載した『Satellite
2750DVD』、同じくモバイルCeleron-600MHzを搭載した『Satellite 2250CDT』、モバイルCeleron-550MHzを搭載した『Satellite
2230CDS』の3機種。ローエンドのSatellite 2230CDS(英語版OSモデル)は価格13万8000円で、K6-2-P-450MHzを搭載した従来機『Satellite
2140CDS』よりも1万円安価となっている。
Satellite 2750DVD |
Satellite 2750DVDは、5月31日に発表されたA4オールインワンノート『DynaBook
DB60P/4DA』に相当する製品だ。液晶ディスプレーがDynaBook DB60Pの14.1インチTFTに対し、12.1インチTFT。HDD容量が12GBではなく、6GBである点を除くとほぼ同等のスペックで、Windows
98SEモデルの価格は23万8000円(日本語OSモデル)で、実売20万円台後半のDynaBook
DB60Pに対し、5万円程度安価になっている。
それ以外の主な仕様は、標準64MB/最大192MBメモリー、最大8倍速のDVD-ROMドライブ(CD-ROM読み取り時最大24倍速)、56kbpsの2カ国(日本/カナダ)対応モデム(V.90/K56flex)など。グラフィクスチップは米S3社のSavage
IX(ビデオメモリー8MB)で、解像度800×600ドット/フルカラー表示が可能。サイズは幅316×奥行き263×高さ48mmで、重量は3.0kg。最大2.75時間のバッテリー駆動が可能。OSはWindows
98SEで、日本語OS搭載モデルのほか、英語OS搭載モデルも用意される(価格22万8000円)。
Satellite 2250CDT |
一方、Satellite 2250CDT/2230CDSは、5月11日に発表されたA4オールインワンノート『Satellite
2210 SA50C/2C8』と『同SA50C/DC8』にほぼ相当するスペックを持つ。また、赤外線通信機能/ポートリプリケーターは装備されていない。
上位モデルのSatellite 2250CDTは、Satellite 2210 SA50C/2C8のモバイルCeleron-500MHzに対し、同600MHzを搭載。それ以外の仕様は標準64MB/最大192MBのメモリー、6GBのHDD、800×600ドット/フルカラーの12.1インチTFT液晶など。グラフィクスチップは米Trident
Microsystems社のCyber9325で、ビデオメモリーは2.5MB。最大24倍速のCD-ROMドライブを装備している。サイズは幅318×奥行き283×高さ48mmで、重量は2.8kg。約2時間のバッテリー駆動が可能。OSはWindows
98SEで、英語OS搭載モデルが17万8000円。日本語OS搭載モデルが18万8000円。
下位モデルのSatellite 2230CDSは、Satellite 2210 SA50C/DC8のモバイルCeleron-500MHzに対して、Celeron-550MHz。メモリーが標準64MB/最大192MBに対して標準32MB/最大160MB、ディスプレーが13インチのDSTN液晶に対し、12.1インチのDSTN液晶である点などが異なる。ビデオチップはTrident
9325で、CD-ROMドライブは最大24倍速。サイズは幅316×263×51mmで、重量は2.9kg。約2時間のバッテリー駆動が可能。OSはWindows
98で、英語OS搭載モデルが13万8000円。日本語OS搭載モデルが14万8000円。