(株)エヌ・ティ・ティ エックス(NTT-X)は19日、生活に密着した地域情報を提供するポータルサイト“まち
goo”を開設すると発表した。これは、新たなインターネットユーザーにとって、世界中の情報よりも、近接3kmといった生活圏内の情報の方が有効かもしれないという考えから開設するもの。情報提供地域は、特に需要が想定される“横浜”、“渋谷”、“青山”、“原宿”地域について7月17日に提供を開始し、今年度内に順次全国に拡大していくとしている。同サイトでは、店舗の宣伝を行ないたい情報提供者向けに、業種別入力テンプレートを用意し、定型フォームに文章を入力するだけでホームページを作成できる機能を提供する。これにより、初心者でも自分の店の宣伝ホームページが作成でき、情報発信が行なえるとしている。情報掲載料は無料。また、独自クーポン券の発行ができる機能も予定している。ほかに、人気投票や掲示板などのコミュニケ―ション機能も備える予定という。
利用者向けには、あらかじめ利用者の居住地を登録しておくことで、“まち
goo”にアクセスした時に、その登録地の情報サイトがトップぺージとして生成される機能や、キーワードによる検索機能に、駅名・地名による絞込み、店の営業時間による絞込み機能を持たせて、検索しやすい環境を提供するとしている。
