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イー・アクセス、ISP各社とADSL実証実験を開始

2000年06月19日 00時00分更新

文● 編集部

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イー・アクセス(株)は19日、インターネットサービスプロバイダー(ISP)各社と共同で、DSLによるブロードバンドインターネット実証実験を開始したと発表した。この実験は、秋以降の本格サービスの提供に先立ち9月末までの予定で実施するもので、同社のDSLネットワークと各参加ISPのネットワークを相互接続し、ブロードバンドインターネット接続品質の最適化、およびサービス提供の体制を確立することを目的としたもの。実験は、同社が4月より募集しているADSL試験サービスモニターに加えて、今後参加ISPで新たに募集するモニターの協力も予定しているという。現時点で確定しているISPは、“@nifty”のニフティ(株)、“BIGLOBE”の日本電気(株)、“FastNet”ファストネット(株)、“GOL”エクソダス コミュニケーションズ(株)、“PSINet”ピーエスアイネット(株)の5社となっている。

実験終了後、イー・アクセスは、今後ISPが提供するDSLインターネット接続メニューに向け、DSL回線のホールセールサービスを提供する。ユーザーはISPのDSLメニューを契約することで同社のDSL回線を利用できる。また、今回の実験のモニターに協力したユーザーは、モニター期間終了時に改めて契約することで、引き続きDSL回線が利用できる。

同社では、本格サービス開始を機に、東京03、大阪06エリアをはじめ首都圏、京阪神および主要都市へと順次エリアを拡張していく予定。

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