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ヤマハ、ADPCM音源を内蔵した携帯電話用の音源LSI『YMU759』を発表

2000年06月16日 00時00分更新

文● 編集部

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ヤマハ(株)は14日、携帯電話用の音源LSI『YMU759』を発表した。最大16音の同時発音が可能(ステレオ対応)なほか、FM音源と同期できる4bitのADPCM音源(4k/8kHz)を内蔵したことで、サンプリングした声や特殊な効果音の再生も可能となっている。GM音色128音色を含む256音色の標準ライブラリーが用意される。また、CPUに負担をかけないハードウェアシーケンサーや、550mWのスピーカーアンプも内蔵する。出荷開始は6月20日。32ピンプラスチックQFNで供給され、サンプル価格は1000円となっている。

『YMU759』
『YMU759』



併せて同社は、音楽データ、テキスト、画像(動画/静止画)、デジタル音声データを同時に扱うことができるデータフォーマット“SMAF(Synthetic music Mobile Application Fprmat:スマフ)”を開発すると表明しており、コンテンツプロバイダー向けに、音色ライブラリー、評価用ボード、演奏データ作成・編集用のソフトウェアを含むオーサリングツールも開発、提供するとしている。なお、同LSIを利用した音のデモはホームページで試聴できる。

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