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キヤノン、雲台一体型コミュニケーションカメラなど3製品を発売

2000年06月05日 00時00分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は5日、雲台一体型カメラ『キヤノン コミュニケーションカメラ』(VC-C4/R)と、普及価格帯のネットワークカメラサーバー『キヤノン ネットワークカメラサーバ VB101』を7月25日に発売すると発表した。



『VC-C4』と『VC-C4R』 『VC-C4』と『VC-C4R』



『VC-C4』は、'97年7月に発売した『VC-C3』の後継機として発売する雲台一体型カメラ。機能の向上を図るとともに、57パーセント減の軽量化を達成したという。価格は11万8000円。『VC-C4R』は『VC-C4』の天井逆さ付け設置専用タイプ。監視カメラなどに向いているという。価格は12万円。仕様は、両モデルとも、映像信号がNTSC方式で、撮像素子は1/4インチCCD(総画素数41万画素、有効画素数は約38万画素)。解像度は水平が460TV本で、垂直は350TV本。SN比は48dB。撮影レンズは8群10枚の16倍ズームで4~64mm(35mm換算で約46~736mm)のF1.4~2.8。電源は100Vで、消費電力は12W。本体サイズは、『VC-C4』が幅100×奥行き112×高さ89.5mmで、重さが375g。『VC-C4R』は幅130×奥行き112×高さ91mmで、重さが440g。

『VC-C4』と組み合わせた『キヤノン ネットワークカメラサーバ VB101』 『VC-C4』と組み合わせた『キヤノン ネットワークカメラサーバ VB101』



『キヤノン ネットワークカメラサーバ VB101』は、利用するネットワーク環境に合わせ、キャプチャーレートを発信側で毎秒0.1から30フレームまで設定でき、画像品質も99段階に設定できるネットワークカメラ専用のサーバー。価格は24万8000円。最大4台のカメラを接続できる。ビューワー側では、それぞれのカメラがとらえる映像を切り替え表示できる。接点入力機器からのオン・オフをはじめ、事前に設定したスケジュールに基づいた映像蓄積や接点出力機能を搭載する。EthernetによるLAN環境のほか、モデムカードを接続することで、アナログ公衆網やPHS網も利用できる。映像圧縮方式はMotion JPEGとJPEG。出力画像サイズは160×120、320×240、640×480。表示画像サイズは80×60、160×120、320×240、640×480。通信プロトコルはTCP/IP、HTTP、FTP、SMTP、WebView(キヤノン独自)をサポートする。OSには独自の『DRYOS』を採用。電源はAC 100Vで、消費電力は最大25W。サイズは幅248×奥行き165×高さ52mmで、重さは1.3kg。

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