日本アイ・ビー・エム(株)は6月2日、パソコンベースのワークステーション『IntelliStation(インテリステーション)』の新製品として、ドイツのエルザ社製の3Dグラフィックスカードを搭載したモデル、プロセッサーを強化したモデルなど3機種5モデルを発売したと発表した。
発表したのは最新のプロセッサーを搭載したハイエンドシリーズ『IntelliStation
Z Pro』1モデルと、3Dグラフィックスカード『ELSA Gloria II』を採用したモデルを含むミッドレンジシリーズ『IntelliStation
M Pro』2モデル、仕様を一新したエントリーシリーズ『IntelliStation E
Pro』2モデルとなる。
『IntelliStation Z Pro』 |
『IntelliStation Z Pro』(6866-41J)は、Pentium III Xeon-866MHz、840チップセット、512MBのRDRAMメモリー、18.2GBのUltra
160 SCSI対応のHDD、最大48倍速のCD-ROMドライブ、Intense 3D社製グラフィックスカード『Intense
3D Wildcat 4110』を搭載する。OSはWindows NT Workstation 4.0。サイズは幅216×奥行き606×高さ440mmで、重さは30kg。電源はAC100Vで、商品電力は最大332.3W。価格は148万円。
『IntelliStation M Pro』はPentium III-866MHz、および『Intense 3D Wildcat 4110』を搭載する『6868-57J』と、Pentium
III-800EB MHz、およびELSA Gloria IIを搭載する『6868-46J』の2モデルとなる。
『6868-57J』のそのほかの仕様は、840チップセット、512MBのRDRAMメモリー、9.1GBのWide
Ultra 2 SCSI対応のHDD、最大48倍速のCD-ROMドライブとなる。OSはWindows NT
Workstation 4.0。サイズは幅200×奥行き460×高さ492mmで、重さは19.6kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大210.5W。価格は128万円。『6868-46J』は『6868-57J』のメモリー容量を256MBに変更したモデル。価格は54万8000円。
『IntelliStation E Pro』 |
『IntelliStation E Pro』は、Pentium III-800EB MHz、820チップセット、128MBのRDRAMメモリー、最大48倍速のCD-ROMドライブを搭載する。サイズは幅447奥行き×450高さ×134mmで、重さは11.4kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大116.8W。9.1GBのWide
Ultra 2 SCSI対応HDD搭載の『6867-55J』の価格が42万8000円で、15GBのUltra-ATA/66対応のHDD搭載の『6867-52J』の価格は31万8000円。