このページの本文へ

東芝、個人向けA4サイズノート『DynaBook』の夏モデルと、企業向けデスクトップPC『EQUIUM』を発売

2000年05月31日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)東芝は、個人/家庭向けA4サイズノートPC『DynaBook』の夏商戦向け新製品4モデルを6月上旬に発売する。

個人/家庭向けのA4サイズオールインワンノートPC『DynaBook DB60P』

個人/家庭向けのA4サイズオールインワンノートPC『DynaBook』は、『DB60P/4RA』、『同4DA』、『DB50C/SCA』、『DB47K/4CA』の4モデルが用意されている。

本体のメインカラーは“シルバーメタリック”で、パープルとのツートンカラーデザインを採用している。写真は『DB60P/4DA』
本体のメインカラーは“シルバーメタリック”で、パープルとのツートンカラーデザインを採用している。写真は『DB60P/4DA』



DB60P/4RAおよび同4DAは、CPUにモバイルPentium III-600MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載する。グラフィックアクセラレーターは米S3社のSavageIX。同社の従来モデルに比べ、輝度が50パーセント向上した14.1型FLサイドライト付きTFTカラー液晶(Super View液晶)ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。

また、DB60P/4RAは、DVD読み込み8倍速/CD-ROM読み込み24倍速のDVD-ROMドライブを、同4DAは書き込み4倍速/読み込み20倍速のCD-RWドライブをそれぞれ装備する。

インターフェースは、シリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、PS/2、USB、マイク入力、ヘッドホン出力、モデム用モジュラージャック、ビデオ出力。PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1。バッテリー駆動時間は2.6時間。本体サイズは幅316×奥行き262.5×高さ48.9mm、重量は3.2kg。

『DynaBook DB50C』

DB50C/SCAは、CPUにモバイルCeleron-500MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と6GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載する。グラフィックアクセラレーターは米Trident Microsystems社社のCyber9525DVD。13型FLサイドライト付きDSTNカラー液晶ディスプレー(800×600ドット/1677万色)を装備する。

『DynaBook DB50C/SCA』
『DynaBook DB50C/SCA』



インターフェースは、シリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、PS/2、USB、マイク入力、ヘッドホン出力、モデム用モジュラージャック。PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1。バッテリー駆動時間は2.3時間。本体サイズは幅316×奥行き262.5×高さ49.7mm、重量は3.2kg。

DB60PおよびDB50Cは、日本のほか欧米など世界21ヵ国で通信規格を取得した56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を内蔵しており、ILW(International Limited Warranty)の適用により、各国で保守も受けられる。ポインティングデバイスは、スクロールボタン付きの“アキュポイントII”で、ステレオスピーカーを内蔵する。また、キーボード部分に“メールボタン”、“インターネットボタン”、“メール着信ランプ”を、本体前面に“CD/DVD操作ボタン”をそれぞれ装備する。

『DynaBook DB47K/4CA』

DB47K/4CAは、CPUにK6-2-475MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載する。グラフィックアクセラレーターはカナダのATIテクノロジーズ社のRage LT Pro。14.1型FLサイドライト付きTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。

インターフェースは、シリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、PS/2、USB、マイク入力、ヘッドホン出力、モデム用モジュラージャック。PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1。バッテリー駆動時間は2.1時間。本体サイズは幅308×奥行き267.5×高さ37.8mm、重量は3.5kg。

ポインティングデバイスはタッチパッド形式で、56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を内蔵する。本体前面には、“メールボタン”、“メール着信ランプ”、“CD操作ボタン”を装備する。

4モデルともOSはWindows 98 Second Edition。ソフトウェアは、『Microsoft Office 2000 Personal』、インターネット接続ナビゲーション『簡単インターネット』、音声認識システム『東芝音声システム Ver.5.5』(DB60P/DB50C)、動画編集ツール『LIVE MEDIA』、画像編集ツール『画像エンターテインメント』(DB60P/DB50C)、『PC診断ツール』(DB60P/DB50C)などが付属する。また、Windowsのセットアップからインターネット接続までを解説したビデオ『すいすいセットアップビデオ』を同梱する。

価格はオープンプライス。推定小売価格は、DB60P/4RAが29万円前後、同4DAが28万円前後、DB50C/SCAが18万円前後、DB47K/4CAが23万円前後。

企業向けマイクロタワー型デスクトップPC

また同社は、企業向けマイクロタワー型デスクトップPC『EQUIUM(エクィアム) 5010』を6月上旬に発売する。『EQ65P』と『EQ56C』の2機種があり、それぞれWindows 98 Second Ediotionモデル、Windows 95モデル、Windows 2000/NT4.0セレクトモデルが用意されている。

企業向けマイクロタワー型デスクトップPC『EQUIUM 5010』
企業向けマイクロタワー型デスクトップPC『EQUIUM 5010』



EQ65Pは、Pentium III-650MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と15GBのHDD(Ultra-ATA/66)を搭載する。チップセットはIntel 810E。24倍速CD-ROMドライブを装備する。インターフェースは、シリアル×2、キーボード、マウス、アナログRGB、デジタルRGB、USB×2、100BASE-TX/10BASE-T対応LANインターフェース。本体サイズは幅89×奥行き315×高さ307mm、重量は6kg。EQ56Cは、EQ65PのCPUをCeleron-566MHzに、HDDを10GBにそれぞれ変更したモデル。

ソフトウェアは、ファイル暗号化ソフト『WinSafe Lite』、TCO削減ツール『Intel LANDesk Client Manager』、ウイルス対策ソフト『VirusScan』などが付属する。また、盗難防止用のセキュリティーロックスロットを本体側面に装備する。なお、カスタムメイド制を採用しており、メモリー、HDD、OSをそれぞれ選択できる。

価格は、EQ65PのWindows 95/98 SEモデルが20万8000円から、Windows 2000/NT4.0セレクトモデルが22万8000円から。EQ56CのWindows 95/98 SEモデルが15万8000円から、Windows 2000/NT4.0セレクトモデルが17万8000円から。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン