日本オラクル(株)は5月30日、データベースと連携したXML(eXtensible
Markup Language)対応アプリケーションの開発/展開を支援するコンポーネント『Oracle
XML Developer*s Kit(XDK)』を、6月1日から同社のホームページにおいてダウンロード提供し、サポートを開始すると発表した。
対象となるのは、e-business向けのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)『Oracle8i
Enterprise Edition』と『Oracle8i Workgroup Server』の最新バージョンであるRelease8.1.6。RDBMSの保守契約を結んでいるユーザーには無償でサポートを提供する。
XDKを構成するコンポーネントは、XML文書の文法的な正否を解析し、アプリケーションがXML文書の内部構造にアクセスする手段を提供する『Oracle
XML Parser for Java Version2』、XMLのDTD(Document Type Definition)に基づいてクラスを生成する『Oracle
XML Class Generator for Java』、Javaコンポーネントを通してXMLのドキュメントやデータを提示/形成するBeanの集まり『Oracle
XML Transviewer Beans』の3つ。
次期バージョンのRelease8.1.7からは、RDBMS製品に同梱して提供する予定としている。