富士通(株)は25日、(株)PFUと共同で開発した名刺管理ソフト『名刺OCR
V2.0』の販売を開始したと発表した。販売は同社、および富士通ミドルウェア(株)を通じて行なう。出荷は7月7日の予定。併せて、ドキュメントイメージングソフト『ImageOFFICE
V4.0』の販売を7月7日に開始すると発表した。
『名刺OCR V2.0』 |
『名刺OCR V2.0』は、和文名刺と英文名刺の読み取りが可能な名刺管理ソフト。'99年10月に発売した名刺管理ソフト『名刺
OCR』のバージョンアップ製品。Windows 2000に対応するとともに、名刺OCRのデータとOutlookデータの連携機能を強化したという。また、取り込み済みの名刺データに、確定もしくは未確定のチェックをつける機能も追加した。認識結果のメールアドレス項目をダブルクリックすることにより、電子メールソフトが起動され宛先人にメールを送信できる。価格は3万5000円。前バージョンの登録ユーザーのバージョンアップ価格は1万2000円。対応機種はWindows
95/98/2000/NT4.0を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。名刺を読み取るためのスキャナーも必要。出力可能データはCSV、市販ハガキ作成ソフト(筆まめ、筆王、筆自慢、はがきスタジオなど)の形式、住所録管理ソフト(Jアドレス、Outlookなど)の形式となる。
『ImageOFFICE V4.0』 |
『ImageOFFICE V4.0』は、紙資料をイメージデータにして、Windows搭載パソコンで管理・活用するための、企業向けのドキュメントイメージングソフト。'95年1月に発売された『ImegeOFFICE』のバージョンアップ製品。Windows
2000に対応するとともに、同社の文書処理システム『Meridio(メリディオ)』に対応したという。また、OCR機能の強化を図り、操作性を大幅に向上させたという。価格は3万5000円。企業向けのライセンス価格は追加1ライセンスが2万8000円、5ライセンスが13万6500円、20ライセンスが52万5000円、100ライセンスは245万円。前バージョンからのバージョンアップ価格は9000円。動作環境はWindows
95/98/2000/NT4.0を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。