西日本電信電話(株)(NTT西日本)および東日本電信電話(株)(NTT東日本)は5月29日、両社のISDN加入者向け料金割引サービス“INSタイムプラス”と“i・アイプラン”について、従来、1契約者回線でどちらか一方しか契約できなったのを、両サービスを組み合わせて契約できるようにすると発表した。6月1日に組み合わせ契約の受付を開始し、6月6日(最も早い場合)に割引サービスの適用を開始する。
“INSタイムプラス”は、同一区域内(8時～23時の昼間・夜間帯に3分10円で通話できる区域)の通信を対象とした料金割引サービスで、定額料350円を毎月支払うことによって、昼間・夜間帯が5分10円となり、深夜・早朝帯が7分10円となるもの。また、“i・アイプラン”は、同一区域内の1電話番号(あらかじめ選定したもの)への通信を対象とした料金割引サービス。定額料1200円で毎月3000円分まで通信可能な“i・アイプラン1200”と、定額料3000円で毎月7500円分まで通信可能な“i・アイプラン3000”の2種類がある。どちらも超過した分については、通常の通信料金が適用される。
INSタイムプラスとi・アイプランを組み合わせた場合には、両方の定額料が合計され、i・アイプラン対象の電話番号への通信については、i・アイプランのみの適用で、INSタイムプラスは適用されない。INSタイムプラスが適用されるのは、i・アイプラン対象電話番号以外への通信となる。契約の申し込みは、“局番なしの116”(電話番号116)、“料金割引サービス専用フリーダイヤル”(電話番号0120-378160)、両社のホームページ“バーチャルショップ”で受け付ける。
