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ニフティ、“@nifty MUSIC WEB”で音楽配信プロジェクト“Digital Music Store”を開始

2000年05月26日 00時00分更新

文● 編集部

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ニフティ(株)は26日、同社の運営するインターネットサービス“@nifty(アット・ニフティ)”の音楽チャンネル“@nifty MUSIC WEB(アット・ニフティ・ミュージックウェブ)”において、音楽配信プロジェクト“Digital Music Store(デジタル・ミュージック・ストア)”を6月16日に開始すると発表した。プロジェクトの第1弾として、コンテンツ提携パートナーのレコード会社(株)アゲント・コンシピオに所属するアーティストの楽曲約100曲のダウンロード販売と、共同プロジェクト“DIGITAL CON-SIPIO”を開始する。販売価格は1曲200円。“DIGITAL CON-SIPIO”は、新譜情報やアーティスト情報を提供するほかに、新人アーティストのCDデビュー支援プログラムを実施するプロジェクト。同サイトにバーチャル・レーベル“@nobis(アット・ノビス)”を設立し、新人アーティストの紹介や一般リスナーによる楽曲評価、ラジオプログラム“Digi-Mix”でのPRなどを行なうことで、CDデビューまでサポートするという。同プロジェクトでは(株)リオポート ドット コムの開発した音楽再生ソフト『@nifty Audio Manager』の無料提供も行なう。
そのほかの企画として、アゲント・コンシピオの中心的存在の高橋幸宏氏が、ネット限定販売の新曲“A DOG SMILED”を同日に発表し、同時にこの曲を素材としたリミックスコンテストを開催する。
なお、配信する音楽データの著作権保護には、(株)リキッドオーディオ・ジャパン、およびリオポート ドット コムと提携し、リキッドオーディオ製の『Liquid System』、マイクロソフト(株)製の『Windows Media Technology』、米InterTrust Technologies社製の『DigiBox』などのシステムを採用する。
“Digital Music Store”では、原盤を保持するレコード会社、アーティストなどにとって“安心、簡単、確実”に音楽配信ビジネスを開始できる場を提供し、利用者には“観て、聴いて、購入”できる音楽のワンストップサービスを目指すとしている。

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