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中村江里子も応援! 女性向け情報サイト“girlsgate.com”の事業戦略とは

2000年05月25日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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(株)イー・ゲートは25日、今年3月に開設した女性向けファッション・エンターテイメント情報サイト“girlsgate.com”の事業戦略記者会見を行なった。女性向け情報サイトとしては後発であるが、中村江里子や君島十和子をコラムニストに起用するなど、20~30代のファッション・ブランド志向が高い女性に向けたコンテンツに絞っているのが特徴。2001年9月以降の株式公開を目指してビジネスを広げ、本日付けで台湾・中国・韓国版の姉妹サイトを開設するほか、6月26日には美容師の宮村浩気氏など著名人の推薦グッズを販売する日本語のECサイトを開設する。
 

イー・ゲート代表取締役社長の和泉淳一氏。“girlsgate.com”の編集長を努めるフリーアナウンサーの和泉佳子氏は、和泉氏の夫人
イー・ゲート代表取締役社長の和泉淳一氏。“girlsgate.com”の編集長を努めるフリーアナウンサーの和泉佳子氏は、和泉氏の夫人



イー・ゲートの設立は'99年10月で、(株)博報堂で女性向け商品の雑誌広告制作などを担当していた和泉淳一氏が設立した。資本金は1億5490万円で、ベンチャーキャピタル数社から出資を受けている。現在のビジネスモデルは広告収入に頼るもの。今後はECビジネスでの売上手数料や、企業向けマーケティングサービスなどを行なう。本日アジアに向けて開設した姉妹サイトは、現地に日本の風俗情報に関心が高いの若者が多いということもあり、ローカルの情報に加えて日本の最新事情も掲載するのだが、これを2次利用し、現地のメディアに対して記事や情報の販売を行なう予定という。

台湾版(繁対字)の“girlsgate.com”
台湾版(繁対字)の“girlsgate.com”


“girlsgate.com”の編集長を努めるのはフリーアナウンサーの和泉佳子氏で、同社の試算によれば2000年5月現在で毎日25~30万のページビューがあるという。また、同サイトの認知度を向上させることを一番に、毎月500~3000万円の広告宣伝費を投入しているという。「広告費を打たなければ現在でも黒字の収益は挙げられる。女性向け情報サイトの市場が成熟期を迎える前にブランド力を獲得すれば、少ない投資で大きな効果が得られるようになる」と和泉社長は先行投資の重要性を語った。

 
会見終了後、“パリ日記”というコラムを連載する中村江里子によるトークショーを開催した。インターネットはまだ初心者で、タレントの森久美子がインターネットサーフィンをする姿を見て最近あこがれたという。「これからは情報を上手につかわなきゃ」とのこと 会見終了後、“パリ日記”というコラムを連載する中村江里子によるトークショーを開催した。インターネットはまだ初心者で、タレントの森久美子がインターネットサーフィンをする姿を見て最近あこがれたという。「これからは情報を上手につかわなきゃ」とのこと


2000年度(2000年4月~2001年3月)の売上目標は、2億5000万円。2004年度には約30億円の売上を目指すという。

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