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米TIと米InterTrust、携帯型オーディオプレーヤー用DSPに組み込む著作権保護技術の共同開発で合意

2000年05月24日 00時00分更新

文● 編集部

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日本テキサス・インスツルメンツ(株)は24日付で、米テキサス・インスツルメンツ社(以下TI)が19日(現地時間)、米InterTrust社と携帯型オーディオプレーヤー用DSPに組み込む著作権保護技術を共同開発することで合意したと発表した。

合意内容は、InterTrustのデジタル著作権保護技術“MetaTrust Utility”を用いて、TIの低消費電力プログラマブルDSP『TMS320C5000』に、デジタル著作権管理(DRM)技術を組み込むというもの。開発された製品は、『MetaTrust-Certified』(メタトラスト・サーティファイド)として、今年秋に発売される予定。同製品は、InterTrustの著作権保護ソフト『Rights/PD』をサポートし、標準化団体SDMIのIDに対応するため、パソコンなどを用いたデジタルコンテンツの不正コピーを防止するという。さらに、搭載するソフトのアップグレードが行なえるため、MP3、WMA、AACなどの音声圧縮規格のほか、新しい音声圧縮規格にも対応できるとしている。なお、TIのDSPは、現在、米RCA社、ソニー(株)、三洋電機(株)などの携帯オーディオプレーヤー(30機種以上)に採用されているという。

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