米SolutionNet International社は24日、日本法人を今年10月に設立し、日本市場でネットワークセキュリティーシステムの販売に乗り出すと発表した。
都内で開かれた発表会に出席した、SolutionNet International社の社長兼CEO、ヴィ・スレッシュ氏 |
同社はシンガポールのSR Singapore社を母体とするネットワーク関連のシステムベンダーで、'99年に米NASDAQに上場した。ネットバンキングや医療情報システム構築などを手掛け、顧客には米シティバンクやドイツ銀行など金融系に強いという。
日本法人“ソリューションネット・ジャパン”は株式会社として今年10月に設立される予定。資本金は5億円を予定し、本社が15%を出資するほか、シンガポールの投資会社が50%を請け負うという。拠点は東京と大阪に設ける方針。日本法人では、米Cylink社の子会社であるAlgorithmic
Reserch社のネットワークセキュリティー関連システムを中心に販売するという。