インプライズ(株)の18日付けの発表によると、米インプライズ社は現地時間の16日、2月に発表したカナダのコーレル社との合併合意を、違約金なしで解除することに両社が合意したと発表した。これにより、株式交換合意も解除された。
米インプライズの暫定社長兼CEOのデイル・フラー氏は「3ヵ月前に合併の合意が成されてから、あまりに多くの変化があった。そのため経営陣は、友好的な形で合併を中止するのがベストだと判断した。同社は現在、財務状況が改善し、企業ビジネスをインターネットへ移行するための製品を提供する戦略も順調に成功を収めている。今後もこの戦略を遂行していく」と語った。
なお、両社が1月に締結した3年間の機密保持契約は今後も有効となる。