ブーク・ドットコム(株)は16日、会員制情報サイト“boook.com(ブーク・ドットコム)”を6月8日に開設すると発表した。キーワードによるホームページ検索システム、オリジナルの読み物、チャット、掲示板システムなどを用意する。
 | 同社の社員数は30名。雑誌、新聞、ウェブなどでそれぞれ経験を積んだという8人の編集スタッフを抱え、読み物のコーナでは雑誌記事の焼き直しでなく、オリジナルの企画を展開するという。週に4本程度の企画記事を追加する予定 |
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ここで展開する検索システムは、インターネットの検索ロボットを使ってデータを収集し、さらにスタッフが選別するというスタッフ介在型のもの。スタート時は約3万サイトを網羅し、スタッフの評価を添えて検索結果を表示するという。
サービス開始後は会員からもお薦めサイトを募集し、その際には同様の評価コメントのほか、5段階の点数評価も添えてもらう。この点数評価は検索システムに反映され、検索結果を出すときに、その時点で評価が高いサイトから順番にランキング形式で表示するという。
さらに、この会員のコメントに信頼性を持たせるため、ある会員のコメントに対してそれが的を得ているかどうか、他のメンバーが投票するという仕組みも採用する。
会員登録料は無料で、登録の際にはハンドルネーム、生年月日、性別などの個人情報が求められる。会員登録者に対しては、個人のプロフィールページが用意され、電子メールアドレスが発行される。
 | 代表取締役会長兼CEOのデビット・マーラ(David Marra)氏 |
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同社のビジネスモデルは、バナー広告によるもの。今後は、会員プロフィールを活用したプッシュ型広告配信や、マーケティングサービス、ECサイトの構築を行なうという。サービス開始より1年間で50万人の会員を獲得し、約6億円の売上を目指すという。
