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日立製作所、著作権保護機能付きのセキュアマルチメディアカードを発表

2000年05月16日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所の半導体グループは15日、デジタルコンテンツの保存用フラッシュカードとして“SecureMultiMediaCard”を製品化、16MBの『HB288016SM1』のサンプル出荷を8月に開始すると発表した。

『HB288016SM1』
『HB288016SM1』



同製品は、携帯電話向け音楽配信システムの規格である“ケータイdeミュージック”のコンテンツ記録カード。また、日立、三洋電機(株)、富士通(株)が共同開発した汎用コンテンツ保護技術UDAC-MBを採用し、カード自身に暗号化、復号化の機能を持たせるなどの高度なセキュリティーを実現するとともに、音楽配信用途などの著作権保護が必要なデジタルコンテンツの保存にも対応している。また、製品化されているフラッシュカードでは最少となるMultiMediaCard(マルチメディアカード)規格の上位互換品として、既存のマルチメディアカード対応機器にも使用でき、サイズも幅32×奥行き1.4×高さ24mm、ピン数も7ピンと同サイズとなっている。

読み出しが14Mbit/秒、書き込みは3Mbit/秒、動作電圧は2.7~3.6Vとなっている。カラーはシルバー、ベージュ、オレンジ、ピンク、ブルー、ホワイト、パープルの7色。価格はオープンで、予想実売価格は約8000円としている。

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