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富士通、グローバルサーバー『GS8000シリーズ』のハードウェアとソフトウェアを発売

2000年05月16日 00時00分更新

文● 編集部

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富士通(株)は15日、企業情報システムの中核サーバーとして、大型汎用機のグローバルサーバー『GS8500モデルグループ』と『GS8500FXモデルグループ』、およびグローバルサーバーの基本ソフトウェア『Global System Software 21』を発売したと発表した。販売は月額レンタル形式で行なう。出荷は『GS8500モデルグループ』と『Global System Software 21』が7月末から、『GS8500FXモデルグループ』は8月末からとなる。



今回発売する製品はグローバルサーバー『GS8400シリーズ』の後継製品。『GS8500モデルグループ』は、中規模から大規模システム向けの製品で、従来製品と比較して、1CPUモデルの性能を約4.7倍向上し、シングルクラスタモデルの性能カバーレンジを約8倍から約15倍に拡大したという。また、価格性能を約2.3倍向上したという。製品の仕様は、CPU数が1台、メモリーが最大2GB、暗号プロセッサーが最大2台、内蔵磁気ディスク装置最大240GB、内蔵磁気テープ装置は0~1台(36トラック対応)搭載できる。チャネルの種類はBMC、OCLINK、FCLINK、SCSI、FC-SCSI、HDFA。最大56台接続できる。通信制御処理装置は最大32回線収容する。レンタル価格は月額174万4000円より。
『GS8500FXモデルグループ』は、中規模システム向けの製品で、従来製品と比較して、1CPUモデルの性能を約4.4倍向上するとともに、価格性能を約1.6倍向上したという。製品の仕様はCPU数が1台、メモリーが最大2GB、暗号プロセッサーが最大2台、オープンネットワークアダプター(ONA)が最大2台、内蔵SSUが最大256MB、内蔵磁気ディスク装置は最大240GB、内蔵磁気テープ装置は0~1台(36トラック対応)搭載できる。チャンネルの種類はBMC、OCLINK、FCLINK、SCSI、FC-SCSI、HDFA。最大56台接続でき、通信制御処理装置は最大32回線収容する。レンタル価格は月額93万8000円より。
『Global System Software 21』は基本部である『Global System Software 21 V20』に加えて、ソリューションベースのGSS21上位パックという形で9種類のパック製品を販売する。『V20』のレンタル価格は月額140万円、パック製品は1万7000円より。

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