セイコーエプソン(株)は11日、プリンター『エプソン Super Colorio
PM-820C』を20日に、『同 PM-820DC』を27日に発売すると発表した。販売はエプソン販売(株)を通じて行なう。価格はそれぞれ5万9800円と6万4800円。今回発売する2製品は'99年に発売したプリンター『PM-800C/PM-800DC』の後継機。『PM-820C』は独自のフチなしロール紙写真テクノロジー“フォトランチャー”を改良したことにより、従来の89mm(L判)、100mm(ハガキサイズ)幅のロール紙に加え、A4サイズの大判ロール紙でフチなし写真印刷ができる。また、オプションだったロール紙ホルダーと、ロール紙写真連続プリント管理ソフト『EPSON
PhotoQuicker』を標準添付する。対応機種はWindows 95/98、およびWindows
2000/NT4.0を搭載したIBM PC/AT互換機、もしくはPC-98NXシリーズ。または、USBポートを持ちMac
OS 8.6以降を搭載したMacintosh。インターフェースは双方向パラレルインターフェース、およびUSBインターフェース。印刷解像度は最大1440×720dpi。用紙サイズは単票がA6縦～A4縦、ハガキで、専用ロール紙は89、100、210mm幅。消費電力は約18W。電源はAC100V。サイズは幅471×奥行き290×高さ175mmで、重さは約6kg。ドライバーソフト、印刷ユーティリティーソフト、画像管理ソフトなどが付属する。
『PM-820DC』は『PM-820C』にメモリーカードスロットを加えた製品。専用スロットに画像データの入ったメモリーカード(Type
II)を差し込むと、パソコン上で自動的に『EPSON PhotoQuicker』が起動し、画面に従って簡単な操作を行なうだけでさまざまなサイズのプリントが行なえるという。インターフェースはUSBインターフェースのみ。対応機種はWindows
98以降を搭載したIBM PC/AT互換機、およびPC-98NXシリーズ。または、USBポートを持ちMac
OS 8.6以降を搭載したMacintosh。消費電力は約14W。サイズは幅483×奥行き290×高さ185mmで、重さは約6.4kg。そのほかの仕様は『PM-820C』と同じ。付属品は『PM-820』と同内容のものにコンパクトフラッシュアダプターが付属する。
