日本電気(株)は、PC-9800シリーズの新モデルを発売した。デスクトップモデル『98MATE
R』とノートパソコン『98NOTE Lavie』の2種類をラインナップし、前モデルからコストパフォーマンスの向上を図っているという。
デスクトップモデルの『98MATE R』は、ディスプレーとOSの違いにより全9モデルをラインナップ。基本スペックは共通で、CPUにはCeleron-433MHz、8GBのHDD、32MBのメモリー(EDO)、24倍速CD-ROMドライブ、100BASE-TXのLANインターフェースを装備している。
『98MATE R』17インチCRTモデル |
OSはMS-DOS 6.2、Windows 95/98SEの3種類から選択が可能。ディスプレーは17インチCRT、15インチCRT、ディスプレーレスモデルの3種類となっている。本体のサイズは横400×奥行き410×高さ150mm、重さは約9.8kg。価格については下表の通り。6月20日に出荷を開始する。
98MATE R |
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モデル名 |
CRT |
OS |
価格 |
Ra43/M7 |
17インチ |
Windows 98SE |
29万8000円 |
Ra43/W7 |
17インチ |
Windows 95 |
29万8000円 |
Ra43/D7 |
17インチ |
MS-DOS 6.2 |
28万8000円 |
Ra43/M5 |
15インチ |
Windows 98SE |
27万6000円 |
Ra43/W5 |
15インチ |
Windows 95 |
27万6000円 |
Ra43/D5 |
15インチ |
MS-DOS 6.2 |
26万6000円 |
Ra43/MZ |
なし |
Windows 98SE |
24万8000円 |
Ra43/WZ |
なし |
Windows 95 |
24万8000円 |
Ra43/DZ |
なし |
MS-DOS 6.2 |
23万8000円 |
ノートパソコンの『98NOTE Lavie』は、Windows 95を搭載する『Nr300/S8TB』と、98SEを搭載する『Nr300/S8AB』の2モデルをラインナップ。スペックとしては、CPUにはMMX Pentium-300MHz、8GBのHDD、32MBのメモリー、16倍速CD-ROMドライブ、12.1インチのTFTカラー液晶(800×600ドット、フルカラー)、内蔵FDDを搭載している。
『98NOTE Lavie』 |
本体のサイズは横306×奥行き243×高さ47mm、重さは約3.4kg。価格は両モデルともに35万8000円。6月20日に出荷を開始する。