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日立製作所、Windows CE搭載の『PERSONA』にデニム調デザインモデルとcdmaOne対応モデルを発表

2000年05月11日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は11日、Windows CEを搭載したハンドヘルドパソコン『PERSONA(ペルソナ) HPW-60A』と『PERSONA HPW-650PA』を発表した。価格はどちらもオープンで、予想価格はPERSONA HPW-60Aが8万円程度、PERSONA HPW-650PAが10万円程度。両製品とも19日に発売する。

『PERSONA HPW-60A』と『PERSONA HPW-650PA』
『PERSONA HPW-60A』と『PERSONA HPW-650PA』



PERSONA HPW-60Aは、外観がデニム調のデザインで、ハーフVGAの8.1インチSTN液晶ディスプレー(解像度640×240ドット256色表示)を搭載したハンドヘルドパソコン。CPUに日立製RISCプロセッサー『SuperH RISC engine ファミリ SH-3』を採用し、32MBのメモリー、33.6kbpsの内蔵FAXモデム、PDC/PHSインターフェース(PDCでは9.6kbps、PHSでは32kbps)を搭載する。バッテリーは、駆動時間が最大8時間のリチウムイオン電池で、充電時間は約3時間(電源オフ時)。本体サイズは幅253×奥行き131×高さ32mmで、本体重量は約820g(バッテリーを含む)。

一方、PERSONA HPW-650PAは、cdmaOne方式の携帯電話のパケット通信サービス“PacketOne”に対応し最大64kbpsで通信可能なハンドヘルドパソコン。CPUに日立製RISCプロセッサー『SuperH RISC engine ファミリ SH-4』を採用し、16MB(最大32MB)のメモリー、7.5インチSTN液晶ディスプレー(解像度640×480ドット65536色表示)、56kbpsの内蔵FAXモデム(V.90とK56flex対応)を搭載。さらにPDC/PHSインターフェース(PDCでは9.6kbps、PHSでは32kbps)のほかに、64kbpsのパケット通信に対応したcdmaOneインターフェース(回線交換方式では14.4kbps)を搭載する。バッテリーは、駆動時間が最大9時間のリチウムイオン電池で、充電時間は約3時間(電源オフ時)。本体サイズは幅219.8×奥行き158.5×高さ29.5mmで、本体重量は約920g(バッテリーを含む)。ボディーカラーは、メタリックブルー。

両製品とも、PCカードスロット(TypeII)、コンパクトフラッシュスロット、マイク、スピーカーをそれぞれ1基内蔵。また、電子メールソフト『PostPet for Windows CE ver.2.0jp』、ワープロソフト『Microsoft Pocket Word』、ゲームソフト『森田将棋 for PERSONA』などがバンドルされる。さらに、PERSONA HPW-650PAには、MP3プレーヤーソフトやゲームソフト『麻雀 for PERSONA』などが付属する。

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