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東芝、ノートPC“DynaBook”シリーズの新製品を発表

2000年05月11日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)東芝は、ノートPC“DynaBook”シリーズの新製品を発表した。家庭向けのA4サイズノートPCが3モデル、企業向けA4ノートPCが3モデルとなっている。

家庭向けA4ノート“DynaBook”

家庭向けのA4サイズオールインワンノートPCは、普及機の『DynaBook DB47K/4RA』、入門機の『同 DB47K/2CA』、『同 DB45K/DC8』の3モデルが用意されている。

家庭向けA4ノート“DynaBook”。LCDマスク部のカラーが“ブルーブラック”に変更された。写真は『DB47K/4RA』
家庭向けA4ノート“DynaBook”。LCDマスク部のカラーが“ブルーブラック”に変更された。写真は『DB47K/4RA』



ボタンを押すと自動的に本体の電源がONになりメールソフトが起動し、メールサーバーに自動接続して新着メールの確認を行なう“メールボタン”、新着メールがある場合、LEDが点灯する“メール着信LED”を本体に装備し、初心者向けに操作性を向上させている。ボタンを押すとインターネットに自動接続する“インターネットボタン”や、PCのディスプレーを閉じたまま音楽CDが聴ける“CD操作ボタン”も備えている。

3モデルとも、64MBのメモリー(SDRAM)を搭載しており、グラフィックアクセラレーターはカナダのATIテクノロジーズ社製のRage LT Pro、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)となっている。PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1(CardBus対応)、インターフェースはシリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、PS/2、USB、マイク入力、ヘッドホン出力、モデムジャック、赤外線通信(IrDA1.1準拠)となっている。連続駆動時間は約2.1時間。ポインティングデバイスはタッチパッド形式で、3.5型FDD(1.44MB/720KB対応)を装備する。

『DB47K/4RA』は、CPUに“3DNow! テクノロジ”を搭載したモバイルAMD-K6-2+プロセッサー(475MHz)を採用し、12GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載、14.1型FLサイドライト付きTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)と、読み込み20倍速/書き込み4倍速のCD-RWドライブを装備する。本体サイズは幅308×奥行き267.5×高さ37.8mm、重量は3.44kg。

『DB47K/2CA』は、CPUに“3DNow! テクノロジ”を搭載したモバイルAMD-K6-2+プロセッサー(475MHz)を採用し、12GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載、12.1型FLサイドライト付きTFTカラー液晶ディスプレー(800×600ドット/1677万色)と、読み込み24倍速のCD-ROMドライブを装備する。本体サイズは幅308×奥行き267.5×高さ40.3mm、重量は3.22kg。

『DB47K/2CA』
『DB47K/2CA』



『DB45K/DC8』は、CPUに“3DNow! テクノロジ”を搭載したモバイルAMD-K6-2+プロセッサー(450MHz)を採用し、6GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載、12.1型FLサイドライト付きDSTNカラー液晶ディスプレー(800×600ドット/1677万色)と、読み込み24倍速のCD-ROMドライブを装備する。本体サイズは幅308×奥行き267.5×高さ40.3mm、重量は3.22kg。

『DB45K/DC8』
『DB45K/DC8』



OSは3モデルともWindows 98 Second Edition。『DB47K/4RA』と『DB47K/2CA』はMicrosoft Office 2000 Personalを、『DB45K/DC8』はJustHomeをそれぞれプレインストールしている。また3モデルとも、Windowsのセットアップからインターネットの接続設定までを解説したビデオ『すいすいセットアップビデオ』を同梱する。

価格は3モデルともオープンプライス。推定小売価格は、『DB47K/4RA』が27万円前後、『DB47K/2CA』が20万円前後、『DB45K/DC8』が15万円前後。5月中旬発売。

企業向けA4ノートPC“DynaBook Satellite”

企業向けのA4サイズオールインワンノートPCは、14.1型TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備した『DynaBook Satellite 2210 SA50C/4C』、12.1型TFTカラー液晶ディスプレー(800×600ドット/1677万色)を装備した『同 SA50C/2C』、13型DSTNカラー液晶ディスプレー(800×600ドット/1677万色)を装備した『同 SA50C/DC』の3モデルが用意されている。

企業向けA4ノートPC“DynaBook Satellite”。操作性を考慮してデザインを一新し、CD-ROMドライブとFDDを本体前面に配置している。写真は『SA50C/4C』
企業向けA4ノートPC“DynaBook Satellite”。操作性を考慮してデザインを一新し、CD-ROMドライブとFDDを本体前面に配置している。写真は『SA50C/4C』



3モデルとも、100BASE-TX/10BASE-TのLANを内蔵する。セキュリティー機能として、ファイル暗号化ソフト『WinSafe Lite』、ウイルス対策ソフト『VirusScan』をプレインストールするほか、盗難防止用にチェーンなどを装着できる“セキュリティロックスロット”を本体に装備する。BIOS制御による“ユーザーパスワード”と“スーパーバイザパスワード”の設定も可能。

また、3モデルとも、プレインストールOSをWindows 2000 Professional、Windows NT4.0、Windows 98 Second Edition、Windows 95の4つから選択可能。さらに、それぞれにMicrosoft Office 2000 Personalをプレインストールしたアプリケーションモデルも用意されている。

CPUにモバイルIntel Celeron-500MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と6GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載する。グラフィックアクセラレーターは米Trident Microsystems社製のCyber9525DVDで、24倍速CD-ROMドライブと、3.5型FDD(1.44MB/1.2MB/720KB対応)を装備する。ポインティングデバイスはスクロール機能付きのアキュポイントIIで、PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1(CardBus対応)、インターフェースはシリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、PS/2、USB、マイク入力、ヘッドホン出力、LANコネクターを備えている。

本体サイズは、『SA50C/4C』が幅316×奥行き262.5×高さ48.9mm、『SA50C/2C』が幅316×奥行き262.5×高さ47.4mm、『SA50C/DC』が幅316×奥行き262.5×高さ49.7mm。重量は3モデルとも3.2kg。5月中旬発売。

価格は、『SA50C/4C』でWindows 95/98モデルが29万8000円、Windows NT4.0/2000が31万8000円、Office 2000がプレインストールされたWindows 95/98モデルが31万8000円、Windows NT4.0/2000モデルが33万8000円。

『SA50C/2C』は、Windows 95/98モデルが24万8000円、Windows NT4.0/2000が26万8000円、Office 2000がプレインストールされたWindows 95/98モデルが26万8000円、Windows NT4.0/2000モデルが28万8000円。

『SA50C/2C』
『SA50C/2C』



『SA50C/DC』は、Windows 95/98モデルが22万8000円、Windows NT4.0/2000が24万8000円、Office 2000がプレインストールされたWindows 95/98モデルが24万8000円、Windows NT4.0/2000モデルが26万8000円。

『SA50C/DC』
『SA50C/DC』

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