(株)東芝は10日、同社のオンラインショップ“東芝ダイレクトPC”において、薄型B5サイズノートパソコン『PORTEGE
3440CT』を発売すると発表した。
PORTEGE 3440CT |
同製品は、通常販売されているモデルでは『DynaBook SS 3440』に相当する製品。ただし、細部はブラッシュアップされ、設計も新たにしたものだという。
CPUはモバイルPentium III-500MHzを採用。メモリーは64MBのSDRAM、HDDはUltra-ATA対応の6GBを搭載している。USB接続の外付けFDDが標準で添付されている。
ディスプレーは11.3インチTFTカラー液晶ディスプレーで、1024×768ドットで1677万色を表示可能。グラフィックチップは米S3社のSavegeIX(VRAMは8MB)を、サウンドチップはSound
Blaster Pro互換のものをオンボードで搭載。モデムは21ヵ国対応のV.90/K56flexモデムを内蔵している。
インターフェースは、PCカードスロット(Type3)、RGBコネクター、USBコネクター、拡張バスコネクターを各1ポート装備している。拡張バスコネクターには、標準添付の『LAN
Port Replicator』を接続できる。それには、シリアルポート、パラレルポート、RGBコネクター、PS/2マウスポート、USBコネクター、Ethernetポートが用意されている。LAN機能は100BASE-TX/10BASE-Tに対応。
サイズは幅262×奥行き231×高さ26mm、重さが1.55kg。バッテリーの駆動時間は約2.8時間。
同製品は、英語版Windowsのモデル(型番:PP344Z-2PU82-C)と日本語版Windows搭載のモデル(型番:JPP344Z-2PU82-C)が用意されている。どちらもWindows
95/98のセレクタブルモデルで、価格は英語版が23万8000円、日本語版が24万8000円。
販売は東芝ダイレクトPCのほか、一部のショップでも販売される。出荷は5月中旬から。