マイクロソフト(株)は8日、Windows NT ServerドメインからWindows 2000 Server
Active Directoryドメインへの移行を支援するツール『Microsoft Active
Directory移行ツール 日本語版』(以下ADMT)の無償ダウンロードサービスを同日に開始したと発表した。
ADMTは、Windows NTドメインからWindows 2000 Server Active Directoryドメインへ移行する際に、ユーザー、グループ、サービスアカウント、Exchange
Server、信頼関係などの移行を、各種ウィザードで処理できるというもの。特に、Exchange
Serverの移行では、ドメイン間の移行処理のほか、メールボックスのセキュリティーも同時に変更される。また、ADMTは、元のWindows
NT Serverドメインを維持しながらActive Directoryを構築する“パラレル
ドメイン機能”、ドメインの移行がシステムに及ぼす影響を調査する“レポート機能”、移行前のWindows
NT Serverドメインへ復元する“ロールバック機能”などを搭載する。ADMTの無償ダウンロードサービスは、下記のURLで行なっている。