日本ベリサイン(株)は8日、電子認証システム“ベリサイン・オンサイト”を、東京海上火災保険(株)が貨物保険システム(ウェブ型データ交換システム)に導入したと発表した。貨物保険は輸送中の貨物の損傷などを保証する保険で、従来は紙やファクスで手続きが行なわれていた。貨物保険システムはこれらの手続きをインターネットに移行したもので、ウェブ画面上に直接情報を入力できるようになるため、処理時間が大幅に短縮できるという。
日本ベリサインは、東京海上火災保険が“ベリサイン・オンサイン”を導入したことにより、貨物保険の包括契約企業と代理店のユーザーを対象とする保険データ交換サービスの信頼性を高めたとしている。