欧米の大手航空会社6社は27日(米国時間)、航空関連企業を対象に、部品やサービスの取引を扱う専用ポータルサイトを設立すると発表した。同サイトの運営会社は各社の共同出資で設立され、取扱高は6社合計で総額320億ドル(約3兆4700億円)におよぶという。同サイトに参画するのは、ユナイテッド、アメリカン、デルタ、コンチネンタルの米系4社に加え、仏エールフランスと英ブリティッシュエアラインズが名を連ねる。本社は米国内に置く予定。同サイトで取り扱うのは航空燃料、機体用部材、操縦系電子部品、エンジン部品などの各部品に加え、整備や保守といったサービスも含まれている。