米テラロジック社と(株)アクセスは4月29日、開発、マーケティング双方で提携し、デジタル放送に向けたソリューションを共同で展開していくと発表した。アクセスのBSデジタル放送向けブラウザー『NetFront
for DTV』をテラロジックのデジタルテレビ向けプラットフォーム“Couger”に移植、『NetFront
for DTV on Couger』として共同で営業、プロモーション活動を行なう。当面は日本のテレビ市場にしぼって活動していくという。
『NetFront for DTV』は、ARIBの策定するBML仕様に対応するほか、XHTML1.0、ECMAScript、ARIB放送用拡張APIなどの各種機能に対応している。また、放送用BMLコンテンツとインターネット標準のHTMLコンテンツの表示を、ひとつのブラウザーで行なうことができる。“Couger”は、データ放送対応のプラットフォームで、セットトップボックスやデジタルテレビなどの製品開発のためのもので、日本国内における販売代理店は、丸文(株)。