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日立、'99年度の連結決算を発表--純利益は169億円と1年ぶりの黒字

2000年04月28日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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(株)日立製作所は28日、'99年度(1999年4月~2000年3月)の連結決算を発表した。売上高は8兆12億円で、前年度の7兆9773億円に対しほぼ横ばい。一方、純利益は169億円となり、前期の3369億円の赤字から黒字に転換した。

主力の情報・エレクトロニクス部門は、売上高が3兆1488億円で前年比1%増と、かろうじて黒字に転換した。海外においてY2Kや価格低下の影響でメインフレームの売上が伸び悩んだ一方、半導体や液晶関連の売上が好調であった。特にTFT液晶パネルの生産高は、前年度比240%の1440億円となった。

2000年度の業績見通しについて、国内におけるIT関連投資の回復を見込み、売上高は8兆3000億円、純利益は473%増の800億円とした。なお、海外事業ではメインフレーム単体での販売事業を縮小し、ソフトやSIサービスなどと合わせて提供するソリューション型の販売に移行させるものの、'99年度をさらに下回る見込みという。

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