『AMD Duron』ロゴ |
米AMD社は26日(現地時間)、かねてから“Spitfire”のコードネームで知られていた、Athlonプロセッサーコアにオンダイ2次キャッシュメモリーを搭載した新プロセッサーファミリーのブランド名を、『AMD
Duron』(発音はデュロン)とすると発表した。
『AMD Duron』 |
Duronの名は、ラテン語で“持続”を表す“durare”と、“ユニット”を表す接尾語“on”からの造語。
AMDによると、Duronプロセッサーは、バリューデスクトップPC市場、特に価格を重視するビジネスユーザーやホームユーザーがターゲットという。AMDでは、Spitfireの上位にあたる“Thunderbird”では、Athlonのブランド名を使うとアナウンスしている。Athlonはパフォーマンスを重視する市場向けのプロセッサーとされている。
Duronプロセッサーファミリーの出荷は6月に予定されており、価格については“Intel
Celeronと競合する価格”になるという。なお、Duronの出荷後も、K6プロセッサーファミリーはバリューデスクトップPC市場と、モバイルPC市場向けに出荷を続けるとしている。