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米AMD、新プロセッサーファミリー『Duron』発表――Spitfireのブランド名を決定

2000年04月27日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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『AMD Duron』ロゴ『AMD Duron』ロゴ



米AMD社は26日(現地時間)、かねてから“Spitfire”のコードネームで知られていた、Athlonプロセッサーコアにオンダイ2次キャッシュメモリーを搭載した新プロセッサーファミリーのブランド名を、『AMD Duron』(発音はデュロン)とすると発表した。

『AMD Duron』
『AMD Duron』



Duronの名は、ラテン語で“持続”を表す“durare”と、“ユニット”を表す接尾語“on”からの造語。

AMDによると、Duronプロセッサーは、バリューデスクトップPC市場、特に価格を重視するビジネスユーザーやホームユーザーがターゲットという。AMDでは、Spitfireの上位にあたる“Thunderbird”では、Athlonのブランド名を使うとアナウンスしている。Athlonはパフォーマンスを重視する市場向けのプロセッサーとされている。

Duronプロセッサーファミリーの出荷は6月に予定されており、価格については“Intel Celeronと競合する価格”になるという。なお、Duronの出荷後も、K6プロセッサーファミリーはバリューデスクトップPC市場と、モバイルPC市場向けに出荷を続けるとしている。

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