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日本アイ・ビー・エム、『Netfinity』に新シリーズと新モデルを追加し、全機種でLinuxを正式サポート

2000年04月19日 00時00分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は19日、パソコンサーバー『Netfinity(ネットフィニティ)』の新シリーズとして、『Netfinity 7600』、『同7100』、『同5100』、『同4500R』の4シリーズを発表し、現行シリーズ『Netfinity 5600』、『同3000』、『同1000』に新モデルを追加すると発表した。また、新シリーズおよび新モデルを含む現行全モデルで、Linuxを正式サポートOSに追加することも発表した。



今回発表されたNetfinity 7600シリーズと同7100シリーズは、Pentium III Xeon-550MHzを搭載した基幹業務用途のパソコンサーバーで、4ウェイSMPに対応。7600シリーズは、512MBのメモリー(SDRAM)を標準搭載(最大16GB)し、RAIDアダプターを標準装備。ラック型(8665-2RY)の1モデルのみの構成。一方、7100シリーズは、256MBのメモリー(SDRAM)を標準搭載(最大16GB)し、ラック型(8666-1RY)とタワー型(8666-11Y)の2モデルが用意され、7600シリーズにアップグレード可能となっている。両シリーズとも、5月28日に出荷を開始する予定。希望小売価格は、8665-2RYが236万円、8666-1RYが142万円、8666-11Yが137万円。

Netfinity 5100シリーズと同4100Rシリーズは、メモリー(SDRAM)に128MB標準搭載(最大4GB)で、2ウェイSMPに対応。5100シリーズは、Pentium III-667MHzを搭載した部門業務用途のパソコンサーバーで、ラック型(8658-1RY)とタワー型(8658-11Y)の2モデルの構成。また、4500Rシリーズは、Pentium III-733MHzを搭載したラック型(8656-1RY)の1モデルのみの構成。オプションの拡張キットにより、ホットスワップHDDを6台まで搭載可能。両シリーズとも、5月12日に出荷を開始する予定。希望小売価格は、8658-1RYが48万8000円、8658-11Yが44万8000円、8656-1RYが53万8000円。

また、現行シリーズであるNetfinity 5600シリーズにPentium III-800MHzまたは733MHzを搭載した4モデル(ラック型またはタワー型)を追加。さらに、同3000シリーズにPentium III-650MHz搭載の1モデル、同1000シリーズにPentium III-600MHz搭載の1モデルを追加した。新モデルの出荷は、4月19日に開始予定。新モデルの希望小売価格は、5600シリーズが73万5000円から、3000シリーズが23万5000円、1000シリーズが13万8000円。

そのほか、今回発表した新シリーズから、従来の1年間のオンサイトサービスに加え、3年間の部品保証サービスを実施する。また、Netfinityの全モデルで、レッドハット(株)の『Red Hat Linux 6.1日本語版』とターボリナックス ジャパン(株)の『Turbo Linux Server 6.0日本語版』を、正式サポートOSに採用。さらに、1000シリーズを除く全モデルに、Linux版の『ロータス ドミノ』を標準添付する。

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