このページの本文へ

日本IBM、企業向けパソコン『PC 300PL』にWindows 2000モデルを追加

2000年04月19日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本アイ・ビー・エム(株)は19日、企業向けパソコン『PC 300PL』に、Windows 2000 Professionaolをプレインストールした『6565-A5J』『同B3J』を追加し、同日、出荷を開始した。CPUはPentium III-667/533BMHzを採用、暗号計算専用のチップを搭載してセキュリティーに配慮したほか、LAN経由の各種管理用システムにも対応している。価格はA5Jが20万5000円、B3Jが28万円。

『PC300PL』
『PC300PL』



新製品は、企業向けのPC 300PLにWindows 2000プレインストールモデルを追加したもので、すでに販売されているWindows 98/NT 4.0モデルとハードウェアスペックなどは変わらない。A5JはCPUにPentium III-533BMHz、B3JはPentium III-667MHzを搭載し、その他の仕様は同じ。メモリーは64MBのSDRAM(最大1GB)、HDDは13.5GB(Ultra ATA/66)、最大48倍速のCD-ROMドライブを搭載する。グラフィックスアクセラレーターは米S3社のSavage4で、VRAMは8MB(SDRAM)。Sound Blaster Pro互換のサウンドチップをオンボードで搭載している。

インターフェースでは、100BASE-TX/10BASE-TのEthernetポートを標準装備。LAN上の別のパソコンから電源をオンにできる“Wake on LAN”にも対応する。そのほか、シリアル×2、パラレル×1、マウス/キーボード(PS/2)各1、ディスプレー×1、USB×2、ライン入力/出力/マイクジャック各1を備えた。筐体サイズは幅400×奥行き423×高さ139mm、重さ約8.7kg。ロータス(株)の『Lotus SuperOffice 2000』のライセンスが付属する。

企業向けパソコンとして、セキュリティー対策や管理機能が強化されている。電子メールの暗号化や公開鍵/秘密鍵暗号などの演算専用チップをオンボード搭載。対応ソフトと組み合わせることで、高速な暗号化や鍵の安全な保存が可能になる。またOSやBIOSも含むソフトウェアの更新を管理サーバーからLAN経由で行なえる『Lan Client Contorol Manager』に対応。インストールの手間や管理コストを削減できるとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン