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サン、ビジネスのドットコム化を促進するプログラム“iForceイニシアティブ”を開始

2000年04月18日 00時00分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は17日、ビジネスのドットコム(.com)化に必要なノウハウやソリューションを顧客に提供するプログラム“iForceイニシアティブ”を日本国内で同日に開始すると発表した。

iForceイニシアティブは、顧客のビジネスをドットコム市場(ネット経済)へと移行させるためのプログラム。同社は、企業がドットコム市場で成功するためには、スピード(市場参入時間の短縮)、専門知識(ソリューション)、総合力(中核事業への集中とアウトソーシング)という3つの要素が不可欠だとし、これらを同プログラムを通じて顧客に提供するという。同社はパートナー各社と“iForceコミュニティ”を結成し、共同でマーケティングを行なう計画。 同プログラムは、“iForceロードマップ”、“iForce Ready Center”、“Partner iForce Ready Center”、“Sun Startup Essentials”、“Sun Startup Accelerator”、“SunReady Methodology”、“Sun Remote Services 2.0”、“Sun .Com Consulting Services”、“Sun Web Learning Center”、“SunTone Certification and Brandingプログラム”という10のプログラムで構成され、米国では、すでに3月に発表されている。

まず、“iForceロードマップ”は、ビジネス戦略の定義、アーキテクチャーの構築、統合戦略の策定、ソリューションの運用・管理という4つのステップで構成され、ビジネスのドットコム化の目的を明確にする。同プログラムは、同社が世界各地(当初、東京を含め3ヵ所)に開設した“iForce Ready Center”と、パートナーが世界各地(40ヵ所以上予定)に開設した“Partner iForce Ready Center”を通じて提供され、ここでシステムの検証も行なわれる。

一方、“Sun Startup Essentials”は、ドットコム・ビジネスを早期に立ち上げるため、一定の条件を満たす企業に開発ライセンスを無料で提供し、運用ライセンスも優待価格で販売するもの。さらに、“Sun Startup Accelerator”では、同社のサービス・プロバイダを通じて統合開発環境を提供。また、“SunReady Methodology”では、体系的なアプローチで顧客のニーズに応じた基幹系システムを構築でき、“Sun Remote Services 2.0”では、データセンター環境など、顧客の基幹系システムをネットワーク経由で遠隔サポートできるという。

そのほか、“Sun .Com Consulting Services”を通じてノウハウが提供され、“Sun Web Learning Center”により双方向の学習環境が提供されるという。さらに、“SunTone Certification and Brandingプログラム”では、サービス・プロバイダー企業と協力して、業界における各種サービスを定義し、監査するという。

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