ヤマハ(株)は14日、新会社“株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ”を5月1日付けで設立すると発表した。ヤマハグループはこれまで、(財)ヤマハ音楽振興会において、音楽出版や教育事業のほか、アーティストの著作権管理事業を行なってきた。新会社では、新たに音楽レーベルを立ち上げ(名称未定)、CDやDVDなど音楽ソフトなどの製造/販売のほか、インターネット音楽配信事業などを行なう。設立時の所属アーティストは、CHAGE&ASKA、中島みゆきなど7名*。
資本金は3億円で、出資企業はヤマハ(51%)のほか、CHAGE&ASKA所属事務所(株)リアルキャスト、中島みゆき所属事務所(有)あいらんど、ポニーキャニオンなど。新会社社長は、ヤマハ音楽振興会
音楽出版部部長の烏野(うの)隆弘氏が就任。従業員数は15名で、本社は東京都・目黒区のヤマハ音楽振興会内に設置。売上目標は、初年度20億円、3年後40億円。
*CHAGE&ASKAは東芝EMI(株)、中島みゆきは(株)ポニーキャニオンに所属していたが、新会社立ち上げを機に移籍する。